1人暮らしの自炊

一人暮らしの自炊はいいことだらけ

学校を卒業して初めて一人暮らしを始めました。当初料理も出来ませんので、惣菜を買ったり外食をしたりテイクアウトしたりしていましたが、そうすると食費がかさむのです。昼食が会社付近での外食ですので、それだけで一日800~1000円はかかります。それに夕食も買っていると食費だけで2000円~2500円、一か月で6万円以上になります。これは大変だと思い、せめて夕食だけでも作ろうと思いなおしました。

 

当初簡単な物しか出来ませんでしたが、意外とネットで調べると一人暮らし用の料理の仕方とか、簡単なメニューがたくさん出てきます。スマホを片手に作ってみると、初めてにしては美味しくできました。調味料などを買い揃えるのに費用はかかりましたが、一度買うと数か月持ちますので、コスパとしては良い方です。材料も一人分だと余ったりしますが、こちらも調べれば、保存方法や冷凍出来るもの、出来ない物なども詳しく載っていて全て参考にさせてもらいました。面倒な時はパスタでもソースだけ買うとか、休みの日にたくさん作って小分けにして冷凍にしておくなど工夫も出来るようになり食費は3万位になりました。

 

1人暮らしで無駄なのは、お茶やコーヒーなどを買ってしまう事だと気づき、こちらも水筒に入れて持って行く事にしました。曳きたてコーヒーを保温できる水筒に入れていくと缶コーヒーが不味く感じるようになってきました。自分で入れていくとコーヒーの濃さや砂糖、ミルクの量も調整できますし、安上がりで一石二鳥です。
その後、食費を浮かせる事が癖になってきて、昼食も作ることにしました。毎日は厳しいですが、少し作り過ぎた時や汁物でないものは弁当箱に入れて持って行くことにしました。夜にご飯をタイマーで炊いておけば、朝出来上がっているので、それを昼食に持って行き、残りは晩御飯で食べれば、夜帰ってきてから炊かなくいいので、時間も短縮出来ました。

 

当初は食費の節約の為に自炊し始めましたが、今では栄養にも気を使うようになりました。野菜不足だと思えばサラダを作り、魚もセールで安く手に入りますし更に栄養価も高い。食費が浮いた分、今まで買わなかった果物も買うようになり、食生活の質が向上したと思います。またコツもわかるようになり、調理時間も短くなりましたし、無駄な食材を捨てることもなくなり、今では自炊も苦にならなくなりました。
それにいつも昼食は外食でしたが、ランチを食べるために少し並んで、食べた後は待っている人もいるので、すぐに出ますが時間的には3~40分時間を要します。お弁当を持参するとネットをしながら食べられますし、何と言っても待ち時間はゼロ。寒い冬や暑い夏も外に出なくていいのでラクになりました。
このように、1人暮らしの食事における自炊は利点ばかりです。


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